2012年12月1日土曜日

ロックの元祖ビートルズも、1964年2月にエド・サリバン・ショーに出演したの
ですが、日曜夜のゴールデン・アワーの時間帯で94%という驚異的な視聴率を獲得し
たのです。世界は、これをキッカケにして、空前絶後のビートルズ・ブームに突入して
いくのです。
 この時代の米国は社会的混迷期に当り、ケネディ大統領、キング牧師の暗殺事件をは
じめ、それにベトナム戦争の泥沼化が加わり従来の価値観を崩壊させる泥沼の時代にな
っていったのです。
 そして、ベトナム敗退、経済不況、失業者の増大と続くなかでその時代を担っていた
のは、ヒッピーを中心とした若者でしたが彼らは、マリファナ、LSD、麻薬などと結
びつき、サイケデリック革命なども起こったのです。
 そういう若者のあいだに芽生えた感覚主義は、実存主義、コミューン思想、社会主義
神秘主義などに受け継がれ、その中でとくに神秘主義は根強く浸透していくことになり
ます。心霊術、超能力、超心理学、東洋神秘思想、宇宙との交信術、占星術、魔術古代
宗教など多岐にわたり、それがひとつの宗教のようなかたちになっていったのです。ビ
ートルズが登場したのは、そうした時代の変動期のはじまりであり、“毒”を含んだ新
しい時代の幕開けだったのです。
 こうした時代を背景として、ロック・ミュージックは、自らのアイデンティティを求
めて強烈な自己主張を行い、それは精神の広がりもたらすドラック(幻覚剤)と結びつ
いていくのです。
 ロック・フェスティバルというと、一見宗教的なシンボルやコスチューム、荒々しく
陶酔を誘う強いビートと旋律、ドラックの使用、狂乱的なダンスがつきもの・・。これ
は、参加者にひとときの精神の解放、浄化作用をもたらす効果があったといえます。
 興味のある話があります。プロテスタントのある宣教師は、クリスチャンに改宗した
原住民たちにロックを聞かせてみたところ「これは悪霊を呼び出す音楽である」といっ
たといいます。彼らは、以前、自分たちが暗闇の悪魔的霊界と接触するときに使ったサ
イキックな刺激と同じものをロック・ミュージックの中に感じ取ったというのです。
 さて、1960年代後半のドラックといえばLSDです。これを世界中の若者たちに
奨励し、それを浸透させる推進力になったのはビートルズであるという説があります。
 「そんな、馬鹿な!」という人がいるかも知れませんが、ビートルズの曲の歌詞をて
いねいに読むと、それを否定できなくなります。ほとんどの人は、歌詞なんて聞いてい
ないし、注目していないと思います。今日は、予告編になってしまいました。 
・・・「ビートルズの少し怖い話/01」

ヒッピーについて調べてみようかなあ 心惹かれる。
あとナチズムには小さい頃からとても心惹かれるんだ。
今は鶴見済にはまっている。
資本主義や社会主義、共産主義についてもっと深く知りたい。

学校では何も社会について教えてくれない。
受験のためだけの勉強。そんなのおかしいでしょ。
本当の学ぶ意味はどこかに消えてしまった。
最近は何かの思想に傾倒する人ってあまりいないよね。
自分の身の回りの世界のことしか知らない。
そうやって国民を馬鹿にして操作しやすくしようとしているのかな。
資本主義の犠牲者沢山いる。でも自分自身が犠牲者なんて誰も知らない。
ただ何も知らずに言いなりになっているだけ。



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