2013年2月22日金曜日



クローバーに囲まれ暮らした人がいるらしいけど
そんなのはきっと選ばれた一部の人たちだろうな
緑色したクローバーなんて今まで見たことがない
なんせ、ブルーになるために生まれてきたのでね

頭の上に黄色いお月さまがぽっかりと顔を出すと
「ほら、月の光を見てごらん」と人は言うけれど
お月さまは金色に輝き、眩しすぎて見えやしない
なんせ、ブルーになるために生まれてきたのでね

君と出会ったとき、この世界は明るく輝いていた
そして君が去って、その幕が閉じちゃったわけさ
笑い飛ばしてみたいけど何も面白いことなど無い
今や僕の世界は色褪せたクレヨン画のようなもの

でも考えてみたら、他の人よりも幸せなのかもね
少なくとも君を好きになる機会があったのだから
神さまが僕をお造りになったのは孤独にするため
なんせ、ブルーになるために生まれてきたのでね

陰気で切ない歌が好きだ。
好きな有名人だって
みんな不幸。

イーディもマリリン・モンローも、
カートもニコも
そうやって自分の穴を埋めようと
いやな女だ

でもそれは星のせいだもの。
誰だってクローバーに囲まれた生活を望んでいる。
でも星の言いつけには逆らえない。


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