2012年11月16日金曜日

London Paris



カルチャーショックだった。

ロンドンブリッジで見た、老猫を膝に抱いていた彼女は
重い罪を背負って生きているようにしか見えなかった。
彼女だけ昔の人みたい、別の世界に生きてるみたい。
忘れられない。
イギリスではマーケットによく行った。
ノッティングヒルとリバープールのマーケット。
ジャズやレゲエが流れていて黒人が踊っている。わくわくした。
ノッティングヒルはレコード屋が沢山ある。
リバープールは山程の壁画と古着屋だらけ。







 テムズ川沿いを散歩して
公園の名前はすっかり忘れてしまったけど、
バッキンダム宮殿の傍の大きな公園、それと
もう一つ大きな公園(これは場所さえも覚えていない。。。)を散歩した。
ロンドンはとにかくお天気が悪い。
お天気が良かったら最高なのにと思った。
そしてリスが沢山いるし、日本の鳩みたいに人を怖がらない。
イギリス人は親切にしてくれた。日本人より礼儀正しいのでは、と
思う程。。。




夜のコヴェント・ガーデンはとても魅力的だった。
多分、ロンドンの中では繁華街なんじゃないかな。
でも日本の新宿みたいな汚れた感じがしない。
ロンドン生まれのロンドンっ子になりたいと心底思った。
でも私は日本生まれだから日本がやっぱり一番落ち着く。
生まれて初めて日本が恋しいなんて思った。
それに私は日本独特のディープな文化も好き。
だから新宿もコヴェント・ガーデンも好き。
今の流行の日本の倒錯したカルチャーは大っ嫌いだけどね!!
あんなものは人類の恥だよ!



フランスは黒人と乞食が沢山居て、驚いた。
ここは移民達に浸食されていく国、植民地支配への代償?
そんなことを言ったらイギリスだってそうよね、
地下鉄で両足のない黒人が物乞いをしていた。
地下鉄はとにかく汚い。
モンマルトルの近く、パリの北の方に宿を取った。
そこは髪の毛と黒人の町だった。
華やかなパリとはまるで違う。
不気味な、染め粉やウィッグ専門店が町に山程あった。
不思議だった。ここは髪の毛の町なんだと思った。

パリの中心部、晴れた昼のセーヌ川沿いはとても素敵だった。
川沿いにたくさんの路面店が並んでいて、そこで古い写真集を買った。
乞食がアコーディオンを弾いている。それもまたいい。
何度もセントポールに足を運んだ。夜のパリは寂しかった。
セントポールでは小さな映画館で上海エクスプレスを見た。
古いモノクロのハリウッド映画。





夢に見ていた凱旋門やエッフェル塔は、ただの無機質な物質の固まりだった。
何の感動もなかった。
ただエッフェル塔の下で沢山の観光客の家族を見て悲しくなった。


ヒースロー空港でソフィーの世界を読みながら一日を過ごした。
色々な国の人が居た。知らない宇宙の未知の星に来たみたい!わくわくした。

今度旅行に行ったら一日中電車に乗って人間観察する日
を作っても面白いかもしれないな。

それと飛行機が大好きになった!
又乗りたい。それで又旅行に行こう!

更なるカルチャーショックを受けにインドに行きたい。

とりあえず来年の夏はNY 一ヶ月アパルトマンを借りて過ごしたい。





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